ワイヤレス充電IC

ワイヤレス充電のさまざまな利用シーン

ワイヤレス充電ブロックダイアグラム

ワイヤレス充電システムは、概ね以下の様な回路ブロックの構成となっています。

ワイヤレス充電システムでは、 送信パッド（ドングル）（Tx）とレシーバ（Rx）デバイス間の電磁誘導によって電力が送られます。 シングルまたはマルチ･コイル･ワイヤレス充電器は、 空港、 カフェ、 スーパーマーケット、 工場などのさまざまな場所で幅広く使用されています。 ワイヤレス充電器は、 スペースの自由度が高く、 完全防水･防塵、 および非接触充電を実現します。

より詳細なブロック図は、以下のST社ウェブサイトのアプリケーションページに掲載されています。

ワイヤレス充電器ブロックダイアグラム

製品ポートフォリオ

• 主要スマートフォン･メーカーによって実装されている、市場で実績のあるワイヤレス充電IC
• 業界初の機能を搭載した革新的なソリューション
• ST独自のワイヤレス･パワー・ソフトウエアと開発エコシステムにより、開発期間を最適化
• 世界各地の半導体メーカーが活用するBCDテクノロジーの開発者が提供する、きわめて高い性能を誇るワイヤレス充電IC
• WPC（Wireless Power Consortium）や主要ワイヤレス･パワー･コイル･メーカーとの強力なパートナーシップ

STワイヤレス充電ICのメリット

• Qiワイヤレス充電：Qi規格に準拠しているため、他のQiが認証する製品とともに一貫した安全でシンプルなユーザ体験を実現
• 異物検出（FOD）：FODの高い検出精度と充電動作のセキュリティで、過熱を予防
• 空間的自由度：独自の適応整流ダイオード設定（ARC）モードにより、検出距離を全方向に最大50%向上
• 高速充電：拡張電力プロファイル（EPP）により、充電時間が最大3倍高速化
• 高効率：パワー･マネージメント機能を内蔵した、優れた高効率性能
• 保護機能：オンチップ熱管理、過電圧、過電流保護といった保護機能で過熱を予防
• 逆充電モード：ハードウェア設計に変更を加えなくても、レシーバがワイヤレス･トランスミッタとして機能
• 設計が向上：充電ソケットをなくしたことで空間を節約でき、水や埃の侵入を防止して製品寿命を延ばすことが可能
• BOMの低減：ディスクリート･コンポーネントの数を減らすことで、ワイヤレス･パワー･トランスミッタ･システムの実行を簡素化
• 通信インタフェース：内蔵I²C、UART、SPI、およびGPIOインタフェースにより、パラメータを簡単に設定

評価ボードおよびリファレンスデザイン

製品紹介ビデオ

ハイパワー化を支えるワイヤレス充電ソリューション

より詳しい解説ビデオは以下をご覧ください

多用途ワイヤレス充電システムを支えるキー・テクノロジー

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