STEVAL-MKSBOX1V1 - SensorTile.box
IoTおよびウェアラブル・センサ・アプリケーション向けワイヤレス・マルチ・センサ開発キット
STEVAL-MKSBOX1V1 (SensorTile.box)は、専門知識がなくても、リモートによるモーションおよび環境センサのデータに基づくアプリを利用 / 開発できる、ワイヤレスIoTおよびウェアラブル・センサ・プラットフォームを備えた、すぐに評価開始可能なボックス・キットです。SensorTile.boxボードは、長寿命の充電式バッテリを備えた小型のプラスチック・ボックスに格納されています。 スマートフォン上のST BLE Sensorアプリを利用するとBluetooth®を介してこのボードを接続することが出来るため、デフォルトで広範なIoTおよびウェアラブル・センサのアプリケーションをすぐに試すことが可能になっています。
STEVAL-MKSBOX1V1 (SensorTile.box)
STEVAL-MKSBOX1V1 (SensorTile.box)マルチ・センサ・キットは、プログラミングが不要で、迅速かつ容易にワイヤレスIoTやウェアラブル・センサのアプリケーションを設計できるウェアラブル・アプリケーションのプロトタイプに最適なキットです。
SensorTile.boxには、ファームウェア・プログラミングとデバッグのインタフェースが含まれており、開発者は STM32オープン開発環境(STM32 ODE)を使用して、より複雑なファームウェア・コードの開発に取り組むことができます。 STM32 ODEには、ニューラル・ネットワーク・ライブラリとともに、センシングAI機能パックが含まれています。
STEVAL-MKSBOX1V1 (SensorTile.box)ブロック図
STEVAL-MKSBOX1V1 (SensorTile.box)に搭載しているセンサ
- LSM6DSOX: 機械学習コア、ステート・マシンおよび高度なデジタル機能を搭載した超低消費電力の6軸モーション・センサ
- LIS2DW12: 3軸加速度センサ、超低消費、較正可能なシングル/ダブルタップ認識、自由落下、ウェイクアップ、ポートレート/ランドスケープ、6D/4D方向検出
- LIS3DHH: 3軸加速度センサ、超高分解能、低ノイズ、SPI 4線式デジタル出力
- LIS2MDL: 3軸地磁気センサ、デジタル出力、50ガウスの磁場ダイナミック・レンジ、超低電力
- STTS751: 低電圧デジタル出力温度センサ
- LPS22HH: 高精度気圧センサ、260-1260hPa絶対圧デジタル出力バロメーター
- MP23ABS1: マイクロフォン、シングルエンド・アナログ出力、ボトムポート
- HTS221: 湿度/温度センサ、静電容量式相対湿度
STEVAL-MKSBOX1V1 (SensorTile.box)キットの特長
- バッテリー搭載で単独で(ケーブルレスで)、ツールを使いデータ取得から、AI判定評価までをすぐに行えます
- モーションおよび環境センサを用いたすぐに使える使いやすいアプリ
- ベルト位置でのカウントに最適化された歩数計
- Cloud AI学習による乳幼児の泣き声検出
- 気圧計 / 環境モニタリング
- 車両 / 貨物トラッキング
- 振動モニタリング
- コンパスおよび傾斜計
- センサ・データ・ロガー
- 超低消費電力、DSPおよびFPU搭載Arm® Cortex®-M4マイクロコントローラ(STM32L4R9)搭載
- Bluetooth® Smartコネクティビティv4.2 SPBTLE-1Sに替わる、Bluetooth®アプリケーション・プロセッサv5.2(BlueNRG-M2)を最新バッチで搭載
- センサ・アプリのパラメータ設定変更が可能なエキスパート・モード
- プロフェッショナルなファームウエア・コード開発のためのプログラミングおよびデバック・インタフェース
3つの動作モード
アクティビティ検知の初心者からプロユースまでのすべてのカテゴリのお客様が満足した評価を行えるように、以下の3つの動作モードを提供
- エントリー・モード: このモードでは、SensorTile.boxをさまざまな状況に合わせて調整するアプリケーションのリストを提供します。 ユーザーは、モバイル・アプリを起動し、タスクのリスト(歩数計、振動監視、データレコーダー、環境監視、貨物追跡、水準器、コンパス、赤ちゃんの泣き声検知)から選択して、新しいモジュールの利用を開始します。 したがって、経験やコーディングの知識がまったくない人でも、SensorTile.boxをすぐに利用することができます。
- エキスパート・モード: このモードはより複雑ですが、ソフトウエア開発環境やC言語によるソフトウエア開発のは必要はありません。 ユーザーは、ブロックを使用して特定の機能を表すグラフィカル・インタフェースを介してアプリケーションを作成します。エキスパート・モードでは、ユーザーが機械学習を使用して推論を実行することもでき、IoTプラットフォームに慣れ始めたばかりの愛好家がアクセスできる真のパワーユーザー・ツールになります。
- プロ・モード:SensorTile.boxには、ファームウェア・プログラミングとデバッグのインタフェースが含まれており、開発者は、STM32オープン開発環境(STM32 ODE)を使用して、より複雑なファームウェア・コードの開発に取り組むことができます。
ウェアラブル・アプリケーションでにおける本キットの利用例方法をショートビデオでご覧ください。
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