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STMicroelectronics

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環境エネルギーを最大限の電力に変換

STのエナジー･ハーベスティング（環境発電）および太陽電池充電ICは、周囲の光または熱の差異からエネルギーを抽出し、スマート照明、ホーム/ビル･オートメーション、遠隔監視、存在検知、産業機器制御、ウェアラブル/フィットネス･センサなどの機器に搭載されたワイヤレス･センサのような小型素子に給電します。
これらのICは小型機器のエネルギー自給を可能にし、一次電池の使用あるいは浪費を削減することで環境を保護するとともに、配線に伴う重いコスト負担を軽減し、古い建物の柔軟性を高める効果があります。こうしたエネルギー自給型機器は、「配線不要」という特徴や一次電池置換えの能力を備えていることから、オフィス、ビル、ホテル、工場、空港、ショッピング･モール、遠隔監視インフラ、ウェアラブル / フィットネス / ヘルスケア機器などに数億台規模で導入することができます。

SPV1050: エナジー・ハーベスティング（環境発電）IC
SPV1040: ソーラー・チャージャIC

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アプリケーション

これらの製品は、以下のようなIoTアプリケーションに適しています。

主な製品

SPV1050は、スーパーキャパシタおよび薄膜固体バッテリを含むあらゆるタイプのバッテリの超高速充電を保証する、超低消費電力バッテリ･チャージャおよび（太陽電池または熱電素子からの）エネルギー･ハーベスタです。屋内環境または非常に小さい温度勾配において最大約350mWの負荷で動作するように特に設計されています。
SPV1040は、非常に低い出力電圧を特徴とする1枚のソーラー･セルにより生成されるエネルギーでもハーベスティング可能な、モノリシックDC-DC同期ブースト･コンバータです。屋外環境において最大約3Wの負荷で動作するように設計されています。

MPPTアルゴリズム

最大電力点追従（MPPT）アルゴリズムは、温度と太陽光照射の条件に従って、太陽光発電パネルおよび熱電発電による電力出力を最大化します。

SPV1050 : 超低消費電力TEG（熱発電） & PV（太陽電池）エナジー･ハーベスタ / バッテリ･チャージャ

SPV1050は、太陽電池（PV : Photovoltaic）と熱電発電素子（TEG : Thermo Electric Generators）の両方からエネルギーを収集して充電を行い最長のバッテリ寿命を保証することにより、超低消費電力の電源管理ソリューションを提供します。内蔵の最大電力追従（MPPT）機能により、非常に高い変換効率と環境エネルギー収集の最大化を保証し、あらゆるバッテリ･タイプ（リチウム･イオン、スーパーキャパシタ、NiMH等）に適しています。過充電と過放電の防止によりバッテリ寿命を延長し、完全に独立した2個の内蔵LDOを通して周囲のICに給電する2個の安定化電圧出力を提供します。