エネルギー、水、時間。TEのセンサで洗濯機はどこまでスマートになるのか
省エネルギーを求める声がどんどん高まりつつある現在、欧米各国の「ENERGY STAR (米国)」、「EUエネルギ・ラベリング指令 (EU)」、「エネルギ・レーティング・ラベル (オーストラリア)」といった機関だけでなく、世界中で家庭の電力消費量の削減に対する義務付けや奨励が行われています。
地球のエコロジー、家庭のエコノミーを考え、家電・電気機器にも省エネルギーがますます求められている今、TE Connectivity (TE)のセンサ技術が基準を満たした製品の開発に大いに役立っています。
洗濯機のエネルギー効率を最適化
例えば洗濯機。TEのセンサで洗濯中のさまざまなデータを監視できます。水の温度や水位、洗濯機内の湿度、水の汚れ具合などを正確に検知することができれば、そのデータをもとに自動的に洗濯サイクルの最適化、オフピーク時の動作への効率的な切り替え、問題発生時の即座な報告など、あらゆる作業がより高い精度でスマート化できます。電気や水の消費をより抑えられ、さらには時間や労力も効率化できる可能性があります。
数千万台を超える機器に採用
実際に、TEのセンサや技術を使ったホームオートメーション機器は1000万ユニットを超えているほか、TEの製品は世界で3500万台の洗濯機と空調機器、そして約5000万台の冷凍機器で採用されています。ふだんの生活にも、仕事にも、スマートでより豊かな環境づくりのため、TEの技術が世界中で活躍しているのです。
地球環境に優しい製品を
TEの製品は電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令「RoHS」に準拠しています。リサイクルされた材料を可能な限り使用し、環境負荷を最小限に抑えるため、世界中の施設で廃水と使用電力を制限するように努めています。さらには、鉛フリーの規制にも準拠。製品の開発にも環境への責任が大きく問われる時代。グリーン・イニシアチブを約束する部品・機器メーカーとして、環境により優しい製品の設計を支援します。