Windows 10 IoT
Windows 10 IoT サービシング
Semi-Annual Channel Targeted (SACT) : 半期チャネル対象指定 (旧CB)
概要
業務アプリケーションの互換性などを確認するための検証用システムなどにも推奨
- コンシューマー向け
- 最新の機能は常に、セキュリティアップデートは定期的に提供
- Windows Updateから提供(WSUSを活用したアップデートデリバリーのコントロールが可能)
- アップデートは広範囲にお届け
- 広範なプレビュー評価終了後、リリースと同時にアップデート
- Windows Insider Preview経由のプレビュー版のリリースと正式リリースとの間に評価テストを実施
新機能適用時期
- 新機能リリース直後~4ヶ月以内
- 年2回の機能更新(3月、9月)
Semi-Annual Channel (SAC) : 半期チャネル (旧CBB)
概要
新機能アップデートの受信を遅らせ、広範囲な展開前のテストや評価するための時間を確保可能
猶予期間中に新機能とアップデートを配信し、フィードバックを確認
- ビジネスユーザー向け
- 最新の機能は常に、セキュリティアップデートは定期的に提供
- Windows Updateから提供(WSUSを活用したアップデートデリバリーのコントロールが可能)
- 企業向けのアップデートコントロール
- Windows Insider Preview経由のプレビュー版のリリースと正式リリースとの間に評価テストを実施
新機能適用時期
Long Term Service Channel (LTSC) : 長期サービスチャネル (旧LTSB)
概要
従来のクライアントOSの運用イメージに一番近いモデル
- 基幹システム向け(用途限定システムにも)
- 機能アップデートはなし
- 定期的なセキュリティアップデートとバグフィックスのみ提供
- 最長10年間同じイメージを利用可能(サポート期間中、セキュリティアップデートを提供)
- 次回のアップデートの実施も見送りも可能
- WSUSまたはWUfBにより管理が可能
- ソフトウェアアシュアランス不要
新機能適用時期
機能評価が終了された場合にはリカバリメディアによりLTSCへお戻しください。
SAC(旧CBB)とLTSC(旧LTSB)の比較
基本的に、LTSCは全機能レベルの変更をしない特別なシステムです。 SACのシステムは、市場で検証が行われ、検証結果で機能が確定するまで機能アップグレードを遅らせることができます。
機能 | Semi-Annual Channel (SAC) | Long Term Servicing Channel (LTSC) |
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推奨するEnterpriseの用途 | General information worker systems; salesforce, etc. | Special systems:Air Traffic Control; Hospital ER, IoT industry devices, etc. |
リリースされる最新機能を評価できる | ![]() |
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機能アップデートを数カ月遅らせる | ![]() |
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デフォルトブラウザの選択 | Microsoft Edge, IE 11 | IE 11 |
Officeおよび必要なユニバーサルアプリのサポート | ![]() |
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ユニバーサルアプリのロード | ![]() |
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Win 32 Officeのサポート | ![]() |
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セキュリティアップデートの続行 | ![]() |
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現状のまま機能アップデートはしない | ![]() |