Arm社のDesignStart FPGAプログラムではXilinx FPGA上に簡単に実装できるCortex-M1とCortex-M3のソフトIPを無償で提供しております。このワークショップでは、デザインの作成、プログラミング、デバッグ、アプリケーションの開発をハンズオンで体験頂きます。
セッションではFPGAへの実装にフォーカスしながら、ZynqまたはZynq UltraScale+ MPSoCにArm Cortex-Mを実装するフローとの違いについても概説します。FPGAのご開発経験がない方もご参加をお待ちしております。(所要時間 4時間程度)
ワークショップ概要
- キックオフ:ワークショップ概要/DesignStart FPGA及びArm Cortex-MのソフトIP(無料)の入手方法についてご説明致します。
- Intro to Arm Cortex-M:Cortex-M1、Coretex-M3プロセッサの使用例 / 主なインターフェースのご紹介
- Lab1:Xilinx Vivadoデザインツール/ソフトウェア開発フロー/ツールチェーンの実行
- Lab2:Hello Worldの実行
- 休憩: Q&A
- デバッグの実行: アプリケーションのデバッグ
- Lab3:シンプルなコントロールアプリケーション
ワークショップで使用する機材
- Arty S7-50: Spartan-7 FPGA評価ボード(型番: 410-352)
- Pmod HYGRO : デジタル温湿度センサー(型番: 410-347)
- Pmod NAV:9軸IMU+気圧センサー(型番: 410-326)
- Micro USBケーブル(USB A – MicroB)
ワークショップの演習資料
Arty S7-50
ザイリンクスのSpartan-7 FPGA(XC7S50) が搭載されており、性能およびコストが最適な製品です。
ザイリンクスの無償 Vivado Design Suite WebPack でご設計可能です。
*Micro USBケーブル(USB A – MicroB)は同封されておりませんのでご注意ください。
Pmod HYGRO : デジタル温湿度センサー
TI社HDC1080を搭載した低電力で高精度の温湿度センサーの小型モジュールです。
Digilent社のPMODインターフェースにより、FPGAボードとの接続が可能です。
Pmod NAV:9軸IMU+気圧センサー
3軸の加速度センサと3軸のジャイロセンサ、3軸の磁力センサを搭載するLSM9DS1を使用しており、LPS25HB 気圧センサーを搭載した小型モジュールです。
モジュールの正確な位置と方向を理解することができます。